冬期赤岳に二度目の登頂


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アルプスの雪山を目指し始めた頃、一番頼りにした本が『ヤマケイ入門&ガイド 雪山登山』(山と渓谷社)でした。 で、この本の注釈に「たとえば、八ヶ岳の赤岳に登るには、初級者ならどこでロープを使ってもおかしくない。また、赤岳を自分のピッケル・アイゼン技術だけで確実に登れるなら、その人は中級者だといえる。」という下りがあり、赤岳を難なく登って降りてくるのがひとつの目標になりました。

で、冬の赤岳には一度登ったのですが、その時は山ともさんに連れていってもらったようなもんで、文三郎の登りや地蔵尾根の下りはまあ難なかったんだけど、山頂から天望荘への下りは結構腰が引けて下りた次第で、これでは「確実に登れた」ってちょっと言えんな〜って感じで😅、こんどは一人でもう一度登ってみようと思っていたのでした。 その後、なかなか機会が作れず過ぎたのですが、ようやく休める日と天気予報が合って、出かけて来ました。

で、首尾はというと、伊達に年を重ねて来たわけじゃない、と感じれる程度には不安なく登って下りてこれました。☹️ ま、ということでこれで私も雪山中級者になれたかな? ちょっと時間を食ったけど、ひとつの目標をクリアしたので、次の目標である横岳縦走、そして西穂高岳へと更に目指したいと思います。

余談
実は今回の山行、最初は乗鞍岳を考えていました。でも天気予報等から赤岳に変更したのですが、twitterに15日にツアーコース出口で雪崩があったとのツイートが流れていました。正確な場所は分かりませんが、変更して良かった。 付け加えると、二年前にも乗鞍岳を計画して見送ったんだけど、この時、あの雪崩事故があったのでした。

美濃戸口から約3時間で、赤岳鉱泉に到着です。

夕焼けです。

翌朝、文三郎道を登る途中、北アルプスが焼けてきました。

槍穂をズームで撮ってみました。

最後の岩場の登りです。

そこを登り詰めると富士山が飛び込んできます。

望遠で撮って見ました。

御嶽山でしょうか

権現岳の向こうに南アルプスがそびえます。

冬は二度目の登頂です。

編笠岳、南アルプス、富士山をバックに記念写真です。

手前に硫黄岳、奥に天狗岳。

阿弥陀岳です。

頂上山荘に移動して山頂を振り返る。

横岳から硫黄岳、天狗岳と続く山並み。こんどは縦走したいね。

天望荘まで下って振り返る。

行者小屋まで無事下り、装備解除。この後、南沢経由で美濃戸口まで戻りました。

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