二上山に登る登山口は幾つかありますが、車で行けて手軽に登れるのが万葉の森駐車場から馬の背を経て雌岳へ登る、このコースです。
馬の背までほぼ舗装され、桜並木やササユリなど花も多くA、休憩所やベンチ、好展望地など変化に富み、お散歩登山に最も適したコースです。
ただ、勾配は結構あるのと、馬の背から山頂までは道が少し荒れてるので注意して下さい。
駐車場にはレストラン、トイレ、自販機があります。
駐車場から遊歩道を少し進むと、大きなお地蔵様があります。ここは、かつて岩屋口と呼ばれ、竹内街道(現在は右手に走る国道166号線)と岩屋道の分かれ道となったところです。
左に入って行く小径は、鹿谷寺跡から岩尾根を登って舗装路に合流するルートです。
堤の下を右から回り込むと古代池です。自然観察会が開かれたりしてるみたいです。
古代池の上には古代池広場がありベンチなどもあります。
また莫山さんの碑もあります。
花アルトキハ花ニ酔イ
風アルトキハ風ニ酔ウ
古代池広場の上にもうひとつ広場があります。
この奥を上がっていくと、高松塚古墳の石室に使われた、石切場があります。
そこから更に進むと、遊歩道と再び合流します。
右の階段を上っていくと史跡岩屋があります。
桜並木の道です。
この辺りは勾配も緩く、地道になっています。
桜並木を抜けると展望台があります。
この辺りは、ササユリの自生地です。写真を撮る為に草むらに踏み込んでいくのは止めましょう。また、採取も止めましょう。
途中、大阪平野が見渡せる広場があります。
この辺りも勾配がきついです。
馬の背へ出ました。ここにはトイレもあります。
馬の背を北へ進めば雄岳山頂へ行けます。右へ下れば祐泉寺を経て當麻寺へ行けます。左の草むらにある下り道は旧ダイトレです。
雌岳へは、トイレの前から石畳の坂を登っていきます。途中、右に左に分かれ道がありますが、どちらも山頂へ通じます。
山頂には二つ広場があります。こちらは芝地の広場。その奥に、日時計広場があります。
雌岳山頂の日時計広場です。
奈良盆地や大峰山脈。大阪平野や大阪湾が見渡せます。