4月30日に「真宗と聖徳太子」展に行き、本證寺本『善光寺如来絵伝』に芹摘姫説話が数場面から描かれていることを知ったのですが、買って帰った図録に本證寺本『善光寺如来絵伝』が載っていなかった。
キチンとメモして帰らなかったので、5月20日にもう一度龍谷ミュージアムへ行くことにしたのだけど、その朝に、何気に検索してたら、「聖徳太子伝における芹摘姫説話について」(渡邉信和)って論文を見つけた。
で、それをダウンロードして車中読んでいると、芹摘姫説話が載っている史料の一覧と比較、同じく芹摘姫説話が描かれている絵伝の一覧が紹介され、そして、『善光寺如来絵伝』の各場面の構成と解説も載っていました。
もっと前に、この論文を探せていたら、今日京都へ行くこともなかったのになと思ったりしたけど、その日参加した関連イベントのシンポジウムで、吉原浩人先生の資料に、なんと芹摘姫説話の初出となる『内因曼荼羅』の翻刻を入れてくれてあり、超ラッキーでした。
この二つで、芹摘姫説話の勉強はほぼ出来そうなのですが、やっぱり『善光寺如来絵伝』のカラー写真が欲しくなるんですよね。「聖徳太子伝における芹摘姫説話について」の方に、一応、各場面の写真も載っているんだけど白黒なので、やっぱりカラーのが欲しくなるんですよね。
で、図録や本を色々調べてたのですが、なかなか見つからず、
で、きょう別件の資料集めに大阪府立中央図書館へ行ったとき、館内の端末でいろいろ検索してたら、「真宗重宝聚英 第3巻 阿弥陀仏絵像 阿弥陀仏木像 善光寺如来絵伝」(同朋舎出版)というのがヒットし、出してもらうと、これがビンゴでした。B4版の本に綺麗なカラー写真で載っていました。もちろんカラーで複写して、お持ち帰りしました。
これで、しばらく遊べそうです。
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