きょうは、「日本遺産葛城修験リレー講座 二上山近郊の経塚と歴史」に行ってきました。主催は葛城市・香芝市・太子町・葛城修験日本遺産活用推進協議会、会場は當麻文化会館でした。
修験道というと大峰山と奥駆道が有名ですが、加太沖の友ヶ島から大和川の亀の尾まで、和泉葛城山・金剛山・大和葛城山の峰々の行場を巡る葛城修験があります。ここに、役行者が法華経を一品(ぽん)ずつ埋納した28の経塚と行場が日本遺産に認定(令和2年度)され、その活動の一環として開かれた催しです。
講座では、役行者出生地と伝わる吉祥草寺住職山田哲寛さんの講演と、三市町からそれぞれの経塚の紹介がありました。三市町の報告は、それぞれ面白かったです。
この三市町は、二上山を構成する自治体でもありますね。
こうした三市町合同の活動はいいですね。
因みに二上山雄岳に第二十六番経塚がありますが、中世の『諸山縁起』には岩屋にあったとされているらしいです。
二上山雄岳にある第二十六番経塚
二上山雌岳の北にある岩屋
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